このコーナーでは、許先生がセミナーの参加者MLに発信されている、学びを「ちょこっと」ご紹介します。
MLの先生方
TOSS関西中央事務局の許鍾萬です。
セミナー本受付MLの先生方に
優先的に情報をお届けします。
ありがとうございます。
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2008年1月の出来事です。
新年を迎えた直後でした。
谷先生から、谷企画チームのMLに
概ね次にようなメールが発信されました。
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骨折したので、
JR姫路駅から箱根まで
一緒に移動できるメンバーはいるか
----------------
許の最寄り駅は「姫路」だったので
すぐに立候補しました。
「では、許先生お願いします。」
と確定されました。
骨折した谷先生と二人で
兵庫県姫路市から
箱根まで移動することになりました。
ここから、貴重な学びが始まりました。。。
(続く)
MLの先生方
TOSS関西中央事務局の許鍾萬です。
本日は、TOSS関西中央事務局会議でした。
およそ50の企画や案件を
1時間強で検討終了でした。
向山型です。
月曜日からは、
4泊5日の「自然学校」引率です。
セミナー本受付MLの先生方に
優先的に情報をお届けします。
ありがとうございます。
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2008年1月の出来事です。
箱根合宿道中記02 -満席-
姫路から箱根まで、
わけあって谷先生のお供をした。
たいへん勉強になった。
<1>
谷先生の荷物持ちで、箱根まで一緒に移動した。
谷先生が右足を骨折していたからだ。
メールを読んだ時、ビックリした。
すぐに、手伝いますと返信した。
谷先生は、1月4日に東京入りするという。
予定を調整し、一緒に移動できるようにした。
まず『新幹線の席の確保』だ。
谷先生から、出発時間の連絡メールがきた。
指定席の空き状況を調べた。
『 一月四日分は、すべて満席。』
帰省ラッシュと重なっているのだ。
それでも念のため、
前日の夜と当日の夜に空き状況を調べた。
やはり空いていない。
待ち合わせの時刻が近づいてきた。
もう一度だけ、緑の窓口へ行った。
空席なし。
<2>
15分前になると、谷先生が来た。
リュックを受け取ると、
谷先生はすぐに『自動券売機』へ向かった。
なれた手つきで、次々と空席をチェックする。
が、空いていない。
谷先生 「かなり、やばいね。」
東京まで、立って行くわけにはいかない。
骨折しているのだ。
許は、荷物をもってそわそわしながら突っ立っていた。
すると、谷先生は急に 『 ケータイ 』 を取り出した。
何やら検索しはじめた。
腕時計とケータイの画面を交互に見ながら
ものすごいスピードで操作している。
谷先生 「新大阪までは空いてたよね?」
「はい」、と答えると
谷先生はすぐ新大阪までの切符を購入した。
(大阪まで行って、大阪からの席をとるのか?…)
許が考えているうちに、
谷先生はホームへ歩きはじめた。
16時02分発の新幹線で、新大阪へと向かった。
※ ちなみに、
谷先生から連絡があった集合時間は16時。
30分以上前に来いて正解。
( 続く )
MLの先生方
TOSS関西中央事務局の許鍾萬です。
4泊5日の「自然学校」引率から帰ってきました。
途中、広い兵庫県を南北に縦断しました。
正確には、宿泊施設から日本海へ行き
そこから瀬戸内海へ移動したので
250kmぐらいでしょうか。
4泊5日の期間も
TOSSの仕事術で乗り切りました。
要するに「段取り力」です。
向山型です。
セミナーでシェアできればと思います。
セミナー本受付MLの先生方に
優先的に情報をお届けします。
ありがとうございます。
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2008年1月の出来事です。
箱根合宿道中記03 -ユビキタス-
新幹線が終日『満席』。
そんな時、谷先生は…。
一流の仕事術の目撃した。
<1>
新幹線の中でも、ケータイを操作し続ける谷先生。
途中いくつかの質問された。
谷先生 「これ、(新大阪に)何時につくんだっけ?」
「ちょっと遅れてる?…」
「ぎりぎりかなぁ…。」
「許先生、何歳?」
「カタカナだと、ホ・ジョンマンでいいんだよね?」
いったい何をしているのか。
不思議でたまらなかった。
次の瞬間、谷先生の
一連の行動の意味がわかった。
谷先生 「よし。飛行機とれた。」
おどろいた。
急に飛行機にのることになったのだ。
予想外の出来事だ。
全く予想していなかった。
<2>
時間にして10分以内のことだった。
あっというまに、
姫路から東京までの移動手段を手に入れた。
もちろんすべて「指定席」に座っての移動だ。
帰省ラッシュピークの時間に、
事前に何の予約もしないで、
あっという間に最高・最速・最善の移動手段を
手配してしまった谷先生。
許は、ただただじっと見ているだけだった。
すごすぎる仕事術…。
尚、飛行機の支払いまで
すべてケータイの操作で終了していた。
はじめて見ると、魔法のようだ。
指でケータイを操作しただけである。
これぞまさに「ユビキタス」。
谷先生は、最先端の情報教育をするだけでなく
実生活でも活用している。
情報を制することで、生き方が変わるのだ。
<3>
骨折して松葉杖をついていても、
服装はスーツにコートで、
びしっと決めている谷先生。
新幹線の中でのひと時。
骨折の話をしてくれた。
一週間は『絶対安静』だそうだ。
谷先生 「絶対安静って言われてもねぇ。安静には出来ないな。」
二週間後に悪化していれば、
手術もありえるとか。
大変なことを笑顔でしゃべる谷先生。
谷先生 「箱根レポート書いた?」
「何書いた?チャレラン?」
「僕もチャレラン書いた。教材開発。」
ぎりぎりでレポート提出しておいてよかった。
同じチャレランを書いていたので、驚いた。
( 続く )
朝おきて、家を出るまで。
ここは割愛する。
(聞きたい方はセミナー懇親会などで。)
1 学校について、まず教室へ向かう。
大きな学校なので、職員室と教室は別校舎。
玄関からそのまま教室へ行った方がロスが少ない。
2 教室の前に荷物をおいて、職員室へ。
カバンにいろんなアイテムや資料が入っている。
カバンは教室に置いておきたい。
あと、TOSS教材や教室便利グッズなどを
運んでいるということもある。
3 職員室で挨拶をして、レターボックスを開ける。
配布されている資料を取り、教室の鍵をとる。
今日の予定(ホワートボード)を歩きながら確認して
職員室の自分の席へ。
4 机上に、たくさんのメモ、付箋、資料。
ざっと確認して「出勤印」を押しにいく。
ざっと確認するところがポイント。
必要な情報を脳が処理してくれる。
5 出勤印を押しながら、教頭や校長と挨拶、数秒の会話。
出張や会議など
大事な要件があれば、この瞬間にやりとり。
6 職員室の自分の席へもどり
机上の資料を一気に処理する。
回覧は、念のため30秒くらい目をとおして次へ。
交流学級からの連絡は、その場で「答え」を書き込み
資料や付箋と一緒に担当者へわたす。
必要なら、わたすまえにスマホで「写真」をとっておく。
口頭の連絡だとエラーがおこる。
7 書類などのデータ作成が必要なこともある。
目を通したその場で、書類を作成できる状態にする。
データがある場合は、すぐに開いて編集できるように。
過去のデータが必要な場合は、その場で検索をかけてしまう。
(PCが検索している間に、他のタスクをこなしていく)
教頭が「日報」を毎日作成している。
ファイルにアクセスしてプリントアウト。
パソコン画面で確認するようになっているが
圧倒的に印刷したほうが便利。パッと見てわかる。
8 同時進行で、隣のクラスの先生と打ち合わせ。
急ぎのタスクがあれば、その場で打ち合わせ、処理。
とくになければ「何かありませんか?」と、こちらから。
聞いてくる若手に悪い気はしない、というのが仕事の文法。
日報やその他の資料をもって教室へ。
9 教室へ移動しながら資料に目をとおす。
アンケート系は、教室に入ってすぐ記入。
(歩きながら書くこともある)
返事が必要なものは、TOSSメモに書く。
TOSSメモを資料にはりつけて、担当者に渡す。
(TOSSメモは、上着のポケットにいつも入れている)
10 教室に入ると、朝の段取り。
忘れたはいけないことは、
前日の放課後に黒板に書いたり、張り出している。
板書や資料を見ながら、必要な段取りをする。
印刷しておいた「日報」を黒板に貼る。念のため。
11 突発的な対応や、急ぎの案件があれば
その場でできる限りの段取りをしてしまう。
「できる限り」というのがポイント。
100%の完璧や完成を目指さない。
とりあえず出来るところまで。
これが、仕事の処理時間を大きく左右する。
12 教室には、
パソコンやプリンターなどがある。
印刷、コピー、スキャンは何時でもできる。
スマホもあるので、記録や検索はその場でできる。
「翌日の連絡ボード」の内容を確認するころに
子供たちが登校する。
ここまで約10分。
細分化すると、微細技術がたくさんある。
それは、別途。
この後、登校した子供とのやりとりになる。
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